国鉄型気動車等


             下北交通キハ85(下北駅)               車内の様子              

  廃止された下北交通のキハ85、元国鉄キハ22です。車内には仕切りデッキ、便所は撤去されたものの二重窓、頭用クッションなどキハ22の特徴が残っていました。
 私が下北交通を訪れた時には、廃止までまだ5ヶ月近くあると言うのに車内には愛好者の姿が目立ち、樺山駅から乗る客がいたりまた終点の大畑ではさまざまな硬券の切符を大量に購入する人もいました。現在は国鉄色に戻されて大畑駅に保存されています。



          大糸線のキハ52(南小谷駅)          糸魚川駅構内に停車中          

 現在唯一残るエンジン置換でないキハ52。冷房化されていますが二段の窓やプレスドアもそのままの車両もあり東日本の車両よりもオリジナルに近い感じです。


現在在籍する3両全てが国鉄カラーに塗り替えられファンを喜ばせています。


         キハ58系急行よねしろ(大館駅)          キハ52花輪線普通列車            

 現在では名無しの快速に格下げされた「よねしろ」。このときは結構乗客もいて、リクライニングの専用車両は急行らしい感じでした。
 隣の普通列車はキハ52とキハ58の非冷編成ですが、「よねしろ」と同じくエンジン置換でパワフルに走ります。


      停車中のキハ200(上総中野駅)               上総鶴舞付近

 小湊鉄道(五井→上総中野)は東京からわずかな距離にありながら、一両か二両編成の気動車が旧型エンジンを響かせながら走る所です。
 沿線には木造駅舎が残り、また単行列車にもすべて車掌が乗務していてローカルムードが味わえます。