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その先はというと、道幅こそ1.5車線程ながら舗装された道になり、数軒の民家のあるエリアに通じている。
この辺りのガードロープは黄色のペイントが施された今まで見たことの無い形のものだった。
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このまま先へ進めば現道へと直接通じているようだが、自転車を置いてきていることもあり先ほど見た北山隧道からの旧道とこの旧旧道の接続点を確かめることにした。
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北山隧道と現道は現在直接行き来できるようになっているが、本来のルートは結構な下り坂で現道の下をくぐり東側へカーブしてから先ほどの地点へ通じていたようである。
しかしながら現在では地形が改変され、怪しげなダートの作業道としてルート自体は生きているものの、旧来の道の痕跡は残っていない。 |
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北山隧道岐阜側(別の日に撮影)
蔦が良い味を出している。
左に縦型の銘盤が見えるが。 |
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「竣功年月日昭和十四年六月三十日 工事請負者 株式會社 間組」
このように銘盤にははっきりと戦前の日付が示されており、隣の西平ダムとほぼ同時期の竣工であることが解る。 |
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旧旧道入口においたままの自転車を回収するため、再び隧道を抜ける。
出口の先ですぐに急カーブする線形も、いかにも昔の道といった感じである。 |