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青崩林道は、草木トンネルへと続く高規格道路との高低差を除々に詰め、高架橋の下をくぐるとトンネル坑門の袂に出る。
トンネルとの間には不思議な配置のガードレールがあるが、特に塞がれてはおらず直接繋がっていそうである。
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坑口手前には、草木トンネルの付施設と思われるフェンスに囲まれた一角と、怪しげなトンネルが…。
これは方角的にも草木トンネルの本坑へ通じていると思われるが、ガッチリと施錠されているのは言うまでもなく、覗き込んでも闇が広がるばかりであった。 |
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この時点では、まだ草木トンネルが自動車専用道路の一部だと思っていた為、頭の中で?マークが回っていたが、車が途切れるのを見計らって正面へ回ると、「あれ歩道がある!」。
これを見て、格下げの事実をおおよそ理解できたが、まだ釈然としないものがあった。
改めてみると、いかにも不自然な後付け歩道である。
この先、トンネルを抜けても10km以上集落はなく、ツーリング自転車等以外のまともな歩道の利用者は皆無であろう。
抗門脇の看板もしっかり白地に変えられている。 |
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このままトンネルに入っても青崩峠へは行けないので、再び林道へと戻る。
1.5車線程の道は、コンクリート舗装がなされているものの、勾配が半端でなく国道にふさわしいような規格ではない。
ここはおとなしく押してすすむ。 |
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道端にあった「さば地蔵」の碑
魚を抱えた地蔵ということで興味深かったが、辺りを少し探してみたものの見つける事はできなかった。 |