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峠から屈曲の激しい道をさらに2km程進むと、この西山林道分岐地点。
愛知県 長野県 水窪市街 という大雑把すぎる行き先表示が印象的なこの場所ではあるが、冬に訪れるのは初めてだ。
直進すれば、小和田駅入口 中井侍駅方面だが、今日は左折する。 |
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一部の地図には記載されておらず、ややマイナーな西山林道であるが、この分岐点と大嵐駅付近とを直線的に結び、利用価値は高い。
ただ通行量はやはり少ないようで、アイスバーンの急な下りが続き、なかなかにスリリングだ。 |
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15分程下ると、大分勾配も緩くなり、道端に結構大きな廃屋が現れる。
かなり傷んでいる様子だが、隣には新しそうな電柱もあり、比較的最近まで住んでいたのかも知れない。
今日は連日続いた寒さも緩み、屋根から解けた雪が勢いよく滴っている。 |
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大嵐駅近くまで下ると、路面の雪もほぼ無くなり普通の感覚で走れるようになる。
しかし落石多発の険路であることには変わりは無く、油断はできない。 |
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崖下に目をやると、幾重にも積み重なった軽トラの廃車体が…。
魔のカーブで次々と事故が…というワケは無く、恐らく不法投棄の類であろうが、ざっと数えただけで4台はありそうだ。
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西山林道起点から約35分でほんのわずかの間トンネルから顔を出す飯田線と顔を合わせる。
ここまでくれば大嵐駅はもう間もなくである。
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