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門を過ぎてから20分程でようやく峠の広場へと到達する。
高いゲートで閉ざされた直進の道は先ほど見えたNTTのアンテナへと通じている。
簡易な閉鎖を乗り越えれば、一般に開放された堂々と通行出来るエリアとなる…とこの時は思ったのだが。
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アンテナへの専用道路との分岐を過ぎると、すぐに挟路区間の終わりを告げる反対側の門へと到達する。
造り、幅とも三重県側と殆ど同じように見えるが、このすぐ先が県境の峠とあって辺りは広々としている。
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両側に通行止の看板が立つ門の県境側。
絶対に通れません(マウスオーバーで表示します)の看板が目を引くが、この先にアンテナがある為か特にゲート等は無い。
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5行もスペースのある大きな道路情報。落石、崩落、路面凍結…険しい峠道では日常茶飯事のことだったであろうが、落書きの雰囲気から見てしばらく前から使われていないようだ。
右の看板は「大型車」の部分が後から貼られたように見えるが元々は何と書かれていたのであろうか。
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「門」の30m程先が県境になっており、ここからは滋賀県東近江市となる。
「滋賀県」の右下に貼られたシールはオフィシャルなものではないであろう。
なにやら盛んに工事が行われているようだが、前述の通り滋賀県側の峠道はNTTのアンテナ管理の為これからも維持される。
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一コマ前の写真で工事用の柵に一か所隙間があるが、そこが竜ヶ岳への登山道の入り口となっている。
標高差も300m程でそれ程長い道のりではないようなのでちょっと登ってみる。
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下界からのアクセスが良いとは言えない場所にある山だが、意外にも踏み跡は鮮明で紅葉も終わったこんな時期でも登る人はいるようだ。
一部洗堀が進み、掘割の中を進むような所もあるが、基本的は急な所もなく歩きやすい。
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45分程登ると、峠から見上げたアンテナも遥か下に見下ろすようになった、見えているのはこれから走る滋賀県側の道である。
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