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「おにぎり」の墓場。
工事で撤去された国道標識が道端に集められていた。
廃車になった鉄道車両の部品のごとく販売すれば、マニアは買う…?
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工事まっさかりの現場を見下ろす。
あたりは相当に地形が改変され、ここが本当に元々国道があった所なのかも怪しい所だ。
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先ほどの現場を過ぎると、唐突に国道は1.5車線程度の「酷道」へと戻り、そのギャップに驚く。
しかしここも工事用の大型ダンプが道幅ギリギリに頻繁に通るので、安心して進める道でもない。
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機能的に。やさしく。 (クリックで拡大します)
国道421号の新しい姿。
利便に、安全に、自然とともに
国道421号は道路幅員の拡幅や、急こう配、急カーブの緩和に危険性が改善されます。また土砂災害等の危険地域を回避、落石、崩壊危険個所の整備で安全性も向上します。さらに自然環境への配慮に加え地域の産業活動に必要となる旧道も残すなど、周辺地域との調和を図ります。
非常によくできた看板だが、「旧道も残す」というのはNTTアンテナのある峠への道の事であろうか。
2011年追記 NTTのアンテナも無くなった今「地域の産業活動というのは林業のことくらいしか思い付かないが…」
環境への配慮ということで、動物用トンネル、動物が利用できる擁壁、小動物が這いだせる側溝といろいろあるよ |
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やがて石榑峠道路工事の起点地点、杠葉尾(ゆずりお)地区に到達。
ここでも三重県側絶対通り抜けできませんの看板が目を引く。
今まで何度も見てきた全面通行止め看板。テープで消された部分には「大雨のため」と書かれていたようだが、大雨による崩落によって通行止が続いているのは間違いない所だ。
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橋の手前で車が止められているが、一般車はここでU ターンを余儀なくされるようで、見ている間だけでも2〜3台の車が引き返していった。
どうにもここから先へは基本的に進めないようである。
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この先、道は愛知川沿いに進んで行く。
もう少し早ければ紅葉が見事だったであろう。
前出の航空写真を見る限りでは、この辺りは「改良済区間」にあたるようにも思えるが、道は狭く「橋梁上 大型車 連続走行 禁止」などという恐ろしげな看板まで立っている。
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5km程進んだ先にある永源寺ダム脇の、相谷第一トンネル脇には旧道の相谷隧道が存在するが、「埋め」+「フェンス」+おまけに大きなスズメバチの巣(この時は既に空き家だったが)と、どんな侵入者も許さない鉄壁の守りを備えていた。(マウスオーバーで閉塞点へ)
ちなみに反対側の八日市側の抗口は現トンネルに飲み込まれて現存しないようだ
2011年3月 開通レポートへ
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