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先ほどの崩落をクリアしてから約5分後、否応なしに目立つ黄色い物置を発見。
扉は最初から全開になっており、怖々中を覗き込んだが幸いというか何も入っていなかった。
林業作業に関係するものだとは思うが、頑丈そうな鍵が2つも付いており、一体何が隠してあったのであろうか。 |
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謎の物置から約8分後、2番目の橋、境橋に差し掛かる。
古びてはいるが親柱は健在で、先ほどの山室橋と同じく昭和33年竣工と記されている。橋の手前にガードレール等が一切無いのは当初からの仕様であろうか。仮にもここは県道で、あちらはさらに格上の国道だがR418丸山ダム区間にも負けないスパルタンぶりだ。
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ここはちょうど天竜川の岸が半島状に突き出たようになっている所(地図D地点)で、この先の道の様子を確認することが可能だ。(マウスオーバーで表示します)
画像の中間部、樹木の色が変わっている所を県道は通っているが、中央部に滝があるのはご覧頂けるであろうか、画像では少々小さいが肉眼ではもっとはっきり見え、音も聞き取ることができた。
既に徒歩に切り替えてから一時間近く経過し、少々疲れてきたが何とかあの地点までは辿りつきたい。
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境橋から15分後、再び橋が現れる。ここも苔むしているが、竣工当時の姿をよく留めているように思える。
跨ぐ谷は結構深そうで、もし橋が落ちれば修復されるかは微妙そうで、一気に踏破難易度が高まることは間違いない。
先には崩落が見えているがこの程度の場所は頻繁に現れ、あまり撮影する気にもなれないほどで、いつ決定的な場面が現れてもおかしくない。
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紅芋橋? まさか…。紅葉橋か。いずれにしても山奥の辺鄙な道には似合わない名前だと思うが、どんな由来あるのだろう。
余談ではあるが、この辺りでかなり先のほうから野犬?(しかも複数)の鳴き声が盛んに聞こえてきた。猿ならまだ分かるがこんな山奥で犬かよ…。と思ったが実際遭遇すればかなり危険なことは間違いなく、かといって引き返す気には到底なれないのでその辺の棒きれを拾って、不安な気持ちでしばらく歩いたが、ますます近づいてくる(こちらから接近している?)ようでもうダメかとも一時思ったりもしたが、いつの間にかどこかへいってしまったようで鳴き声も聞こえなくなった。
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