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急な階段を登りきると、道は線路と平行する状況で豊橋方面へ進んでいる。
100mも行かないうちに道は二手に分かれる。
標識を見ると田本集落は左を登って行く方向のようだが、竜田橋というのも気になるので、ここはそのまま直進する方向を行く。 |
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先ほど階段で登った分をすべて下り、飯田線よりも低い位置まで降りるとすぐに立田橋に到達。
立派な鋼鉄製のつり橋だが、状況からして歩行者専用か。
地図を確認すると、この先は阿南町の中心部を経て国道151号及び温田駅方面へ続いているようだ。 |
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橋を渡らず先へ進むと、道は荒れ気味になるものの、路肩には石垣が築かれており、しっかりと先へ続いている。
地図を見ると、この先は飯田線と天竜川との間に崖記号が続いているばかりで抜けられる希望は薄いが。 |
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予想通りというか、道は線路にぶつかって終わっていた。
それなりに踏み跡が残されているのは、保線係員の往来がある為か。 |
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少し線路を覗き込んで見ると、そこは田本第一隧道の豊橋側坑口。
狭い卵型のポータルは旧三信鉄道区間の特徴だ。
田本駅のホームから見えるのは、一つ先の田本第二隧道でありこの辺りの隧道の高密度ぶりが解る。 |