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100m程行くと、目的の宇佐美隧道が登場。
簡易ながらゲートがあり、ここで車は本当に通行止めとなる。
左の建物は自動車整備工場のようである。
例のセンターラインだが、ゲートの先まで引かれているのが何とも。
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宇佐美隧道 大正14年竣工。延長114.3m
右書の立派な扁額が誇らしげである。
煉瓦、石造からコンクリートへの端境期に掘られた隧道であり、ある程度の補修は受けているようであるが、うっすらとアーチ状の意匠が見て取れる。 |
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それを裏付ける昭和52年の銘盤
竣工年等を示す御影石の銘盤は珍しいものでもないが、このようなそれ程大がかりとも思えない工事にこのような立派なものは不似合いな感じもする。(しかも熱海側にも同一の銘盤あり)
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さすがに内部まではセンターラインは引かれていないが、普通車が離合可能な幅員5.0mは当時としては結構な大型隧道だったようだ。
前述の通り、薄くコンクリートの吹き付けがなされているが 中央部にはコンクリートブロック?石材?の模様が露出している。 |
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