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今まで現在時刻を書いていなかったが、実は登り始めたのが12時過ぎで、この標高1099mの山頂に着いたは15時になろうとした頃だった。
秋ならば日没必死の危険な登山であるが、夏至前のこの時期は19時を過ぎてもまだ明るく、何とかなるはずだ。
又この時間であれば旧道の工事もやっていない筈…。
そんな訳で山頂には当然のように誰もいなかったが、この時期は北鈴鹿一帯にヤマビルが多いとされ登山者に敬遠されることもあるだろう。
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薄もやのかかった釈迦ヶ岳、御在所山を見ながら石榑峠を目指して標高を下げてゆく。
この竜ヶ岳と石榑峠を結ぶ登山道が表道と呼ばれており、2時間ちょっとで国道から往復できる気軽なルートである。
30分程で重ね岩に到達。幾つもの巨石が重なりあった奇景であるが、非常にグリップのよい石質でどうしても登りたくなる。 |
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無い。
重ね岩から見えたこの風景。
石榑峠と九十九折れの続く滋賀県側旧国道の風景は前回と変わらないが、否応なしに目立っていたNTTのアンテナは、情報どおりきれいさっぱり無くなっていた。
このアンテナの為に旧道が維持されるのだと思っていたが、違ったようだ。 |
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重ね岩から先の登山道は少々急な所や、深く掘れた溝道もあり、危険というまではいかなくとも軽快に下るというわけにはいかない。
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山頂から一時間ちょっとで、無事石榑峠へ到達。
滋賀県側からであれば普通に車で来ることが出来る場所であり、登山口周りが少し整備されている位で前回来た時と特に変化は無いが、このような時間でもあり辺りには一台の車も無い。 |
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三重県側へ50m程進めばこの場所。
「絶対に通れません」の看板もそのままであるが、ひしゃげてしまっているのは雪の重みのためであろうか。
相変わらずの立ち入り禁止であるが、この先の小峠と呼ばれる個所から再び登山道へ入るコースもあり徒歩ならば対象外の筈。
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